日本人の寿命は150歳まで伸びるのか?

YTV「たかじんのそこまで言って委員会」を見ていたら、辛坊さんが凄い予言をしていました。 

 「今後、日本では150歳以上の高齢者が増え続けるだろう」
そんな馬鹿な!、とは思いましたが話を聞いて考え込んでしまいました。 
まず、この動画を見てください 
 
つまり、親のもらっている年金を当てにして生活している人達にとっては、親の死亡イコール年金がもらえない、となるので死亡届を出さないで、そのまま年金を受給し続けるので考えられないような高齢者が日本に発生するということなのです。
 現在の日本の状況を考えると、貧困に苦しんでいる人たちの中には年金欲しさに、親が死んでも死亡届を出さない事もありうる気がします。
ネットで調べると、どうも関係あるかな?という事件が頻発しています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090929-00000635-san-soci 
奈良県桜井市の民家でほぼ白骨化した女性の遺体が見つかった事件で、
奈良県警は29日、母親の遺体を約11カ月間、自宅に放置したとして、
死体遺棄容疑で同県桜井市竜谷の無職、新林勝彦容疑者(53)を逮捕した。
県警によると、容疑を認めているという。
逮捕容疑は昨年11月ごろ、自宅で死亡した同居の母親の春子さん(当時
73歳)の遺体を埋葬せず、放置したとしている。
県警によると、春子さんと連絡が取れないため29日に新林容疑者宅を訪れた
親類が遺体を発見、桜井署に通報した。
新林容疑者は春子さんと父親(76)の3人暮らしで、父親は寝たきりだという。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/307106/ 
29日午後0時45分ごろ、奈良県桜井市竜谷の男性(76)方で、白骨化
した女性の遺体を親類が発見し、桜井署に通報した。
遺体は男性の妻、新林春子さん(74)とみられ、死後1年近くたっている
という。県警は死因を調べるとともに、死体遺棄の疑いもあるとみて同居の夫と
長男(53)から事情を聴いている。 

当然の事ながら、親が死んでいるのに死亡届けを出さずに年金を受給しつづけるのは、辛坊さんが言っていたように犯罪です。
死体遺棄や戸籍法、国民年金法違反などが該当するんではないでしょうか。 
生活ができないので、わざと死亡届を出さなかったというのはわかりやすい事件ですが、ネットを調べると行政がいかに怠慢かという事件も起きてますね。 
伊丹市で2005年に起きた事件で、その当時で県内男性の最高齢107歳の方のミイラ化した死体を警察が見つけたというものです。 
この男性は1999年から最高年齢者となっていて、毎年敬老の日には伊丹市長が祝い金を持って訪問していたそうです。 
その度に面会を拒否されていたそうなんですが、それにしても5年間も生きているか死んでいるか確認していなかったというのは行政の怠慢でしょう。 
辛坊さんは、親の死亡届けを出さずに、年金を不正に受給しつづける人間が増えると大変なことになるといってましたが、保健士さんなど役所の人間が定期的に訪問するなどをすれば簡単にわかることではないでしょうか。
まあ、行政は自分の仕事が増えるようなことはやりたがらないのは事実ですが・・・  
それにしても、死んでも葬式すらあげてもらえない人生って、寂しいですよね。