儲かるキーワードをどうやって探すか

最近刊行されるネット関連の書籍は、キーワードに関連したものが多くなってます。
サイトにバナーを張った滝井秀典さんの「1億円稼ぐ検索キーワードの見つけ方」にも、
「地震」や「中古車」などのキーワードを活用した会社の実例が記載されています。
確かに、Googleをはじめとした検索エンジンの高度化によって、探せないサイトはない状況になっています
しかし、数万あるいは数十万(場合によっては数百万)のサイト群の中から、自分のサイトが何番目に表示されるかというのは大きな問題です。
自分のサイトを、他の人はどのようなキーワードで検索しているのか、titleタグやh1タグにキーワードを埋め込んだとしても、検索エンジンで検索した結果、自分のサイトが何番目になるか、10番以内であれば1ページ目になりますので万々歳ですが、それより順位が下がると、サイトへの訪問者の数は大幅に少なくなりますね。
このような検索順位をあげるために、色々な「SEO対策」をサイトに組み込むわけです。
順調に表示順位が上がってきたと喜んでいると、「Googleダンス」と呼ばれている順位の変動が起こります。
これは、検索エンジン側の都合(簡単に言うと)で、さっきまで1位だったのが急に8位に下がる、あるいは100位だったのが、いきなり3位になるなど順位の変動が起こることを意味します。
7月から8月にかけては、Yahooでの順位変動がかなり広範囲にありました。SEO対策を専門としている会社などは、顔が青ざめたのではないかと思います。
このGoogleダンス(別にGoogleだけのことではない)と呼ばれる検索エンジンの順位変動が頻繁にあると、SEO対策として専門業者に大金を払うくらいならPPC広告(検索連動型広告)を使ったほうが効果的ではないかという話が出てきます。
確かに、PPC広告はあるキーワードが検索されると、その結果のページに広告が表示されますので、今までの検索順位が100位であろと1000位であろうと関係なくなります。
で、一番の問題はPPC広告にどのくらいの費用がかかるかです。PPC広告は検索結果のページに広告テキストが表示されます。この広告テキストをクリックすると何円とお金がかかることになっています。
PPC広告として、Googleなりオーバチェアー(Yahooの子会社)に広告の出稿をする際に必要な事は
(1)そのキーワードが、1ヶ月間にどのくらい使われるか(検索回数)
(2)結果ページに表示された広告テキストが何回くらいクリックされるか
(3)1回のクリックにいくらかかるか(クリック単価と言います)
が、あらかじめ判っている必要があります。
当然、どのようなキーワードが効果(アクセスアップ)があるかを調べる必要もありますので大変です。
ネットで色々と調べていると、これらのことを全てやってくれそうなプログラムを見つけました。


エルドラというそうですが、キーワードの1ヶ月間の検索回数、関連キーワードの検索回数、そのキーワードのクリック単価などが調べられるようになっているようです。
ご丁寧なことに、そのキーワードをPPC広告として出稿した場合の予想収支計算までついています。
驚いたことに、タウンページに記載されている全業種と、それぞれの業種に登録されている会社やお店の件数が一覧表として載っているデータファイルが「おまけ」としてついているようです。
こちらのファイルのほうが欲しいですね。ネットを使った新規起業を考えている人には、絶対に使えるファイルです。
(よく調べたら、企業の件数は大阪市だそうです。それもそうですね。全国となると調査するのに、恐ろしく時間がかかるはずです)