日本以外全部沈没

この夏、「日本沈没」が映画化されました。
テレビでの煽りが凄かったので、見に行ってしまいましたが、私個人的には、ちょっと不満でしたね。
まあ、恋愛映画だと割り切ってしまえば、それなりに良くできてると言えるかもしれません。
それより、筒井康隆先生の「日本以外全部沈没」が映画化されるようで、私にとっては、むしろこちらのほうがビッグニュースです。
随分昔、日本のSF小説がやっと日の目を見ようとしていたとき、大ベストセラーとなったのが、小松左京先生の「日本沈没」でした。
大のSFファンだった私も、これでSF小説というジャンルが文学界に確立されるだろうと喜んだものです。
この「日本沈没」が発表された後、間をおかずに出てきたのが「日本以外全部沈没」でした。
そのネーミングで笑らかしてもらい、中身を読んで腹抱えて笑った記憶があります。
Wikipediaで調べたら、SF小説家仲間で小松さんのお祝いをしている席で、星新一御大が「日本以外全部沈没」と叫びまくっていたそうで、それに対して筒井さんが「それ、もらった!!俺が書く」と発言、小松さんから承諾をえたというエピソードがあったようです。
もう、この映画の公式サイトもあり、予告編が見れますが、これだけを見ただけで、ナニガナンデモ見に行かなくてはと思ってしまいます。
ここでは、小説の中身には言及しませんが、ただ、大変だっただろうなと思います。なにせ、世界中の著名人がわんさか出る小説ですから。
幸いにして、地元の映画館でも上映するそうですから、前売り券買っとかなきゃ。

儲かるキーワードをどうやって探すか

最近刊行されるネット関連の書籍は、キーワードに関連したものが多くなってます。
サイトにバナーを張った滝井秀典さんの「1億円稼ぐ検索キーワードの見つけ方」にも、
「地震」や「中古車」などのキーワードを活用した会社の実例が記載されています。
確かに、Googleをはじめとした検索エンジンの高度化によって、探せないサイトはない状況になっています
しかし、数万あるいは数十万(場合によっては数百万)のサイト群の中から、自分のサイトが何番目に表示されるかというのは大きな問題です。
自分のサイトを、他の人はどのようなキーワードで検索しているのか、titleタグやh1タグにキーワードを埋め込んだとしても、検索エンジンで検索した結果、自分のサイトが何番目になるか、10番以内であれば1ページ目になりますので万々歳ですが、それより順位が下がると、サイトへの訪問者の数は大幅に少なくなりますね。
このような検索順位をあげるために、色々な「SEO対策」をサイトに組み込むわけです。
順調に表示順位が上がってきたと喜んでいると、「Googleダンス」と呼ばれている順位の変動が起こります。
これは、検索エンジン側の都合(簡単に言うと)で、さっきまで1位だったのが急に8位に下がる、あるいは100位だったのが、いきなり3位になるなど順位の変動が起こることを意味します。
7月から8月にかけては、Yahooでの順位変動がかなり広範囲にありました。SEO対策を専門としている会社などは、顔が青ざめたのではないかと思います。
このGoogleダンス(別にGoogleだけのことではない)と呼ばれる検索エンジンの順位変動が頻繁にあると、SEO対策として専門業者に大金を払うくらいならPPC広告(検索連動型広告)を使ったほうが効果的ではないかという話が出てきます。
確かに、PPC広告はあるキーワードが検索されると、その結果のページに広告が表示されますので、今までの検索順位が100位であろと1000位であろうと関係なくなります。
で、一番の問題はPPC広告にどのくらいの費用がかかるかです。PPC広告は検索結果のページに広告テキストが表示されます。この広告テキストをクリックすると何円とお金がかかることになっています。
PPC広告として、Googleなりオーバチェアー(Yahooの子会社)に広告の出稿をする際に必要な事は
(1)そのキーワードが、1ヶ月間にどのくらい使われるか(検索回数)
(2)結果ページに表示された広告テキストが何回くらいクリックされるか
(3)1回のクリックにいくらかかるか(クリック単価と言います)
が、あらかじめ判っている必要があります。
当然、どのようなキーワードが効果(アクセスアップ)があるかを調べる必要もありますので大変です。
ネットで色々と調べていると、これらのことを全てやってくれそうなプログラムを見つけました。


エルドラというそうですが、キーワードの1ヶ月間の検索回数、関連キーワードの検索回数、そのキーワードのクリック単価などが調べられるようになっているようです。
ご丁寧なことに、そのキーワードをPPC広告として出稿した場合の予想収支計算までついています。
驚いたことに、タウンページに記載されている全業種と、それぞれの業種に登録されている会社やお店の件数が一覧表として載っているデータファイルが「おまけ」としてついているようです。
こちらのファイルのほうが欲しいですね。ネットを使った新規起業を考えている人には、絶対に使えるファイルです。
(よく調べたら、企業の件数は大阪市だそうです。それもそうですね。全国となると調査するのに、恐ろしく時間がかかるはずです)

ご帰還です

アロー号
子供たちだけを実家に帰していましたが、ご帰還です。
高速船のアロー号で帰ってきました。このアロー号、双胴船でかなりのスピードが出ます。
スペックを見ると、33ノットで航海できるそうです。
33ノット? といってもピンときませんが、Googleで「33ノットは何メートル」と入力して検索すると、
Google電卓機能
と結果を出してくれます。おおよそ、時速61Kmになりますね。このGoogleの電卓機能が結構使えます。
「100元は何円」で、100人民元 = 1 452.26917 円 だそうです。
話は戻って、このアロー号の料金がいつの間にか値上げされていました。時間短縮にはなりますが、ちょっと高いな!

YouTubeについて2

6月21日の日記「youtubeについて」の続きです。
you tubeの気になる動画を一括で見る事ができるサイトがあります。
tube Ch
このサイトは便利ですね。you tubeが提供してるevelopers APIを使った、最近はやりのマッシュアップサイトですが、動画のサムネイル表示があったり、凝っています。
好きな歌手のプロモーションビデオなどを検索して、tube CHで連独再生させるというBGM的な使い方も出来ます。
お勧めです。
you tubeにある著作権侵害の動画の話ですが、テレビの画像や映画、アニメなどを見ているだけで、著作者の著作権を侵害していることになります。
ただ、著作権は確か著作権者が自分の権利を侵害しているとして訴えでなければならないはずです。日本では刑事・民事の両方で提訴ができるはずですが、いづれにしろ著作権者が何も起こさなければ、そのまま野放しになります。
you tubeでは1日にアップロードされる動画が3万本を超えるそうです。同然、この中には著作権侵害のものが含まれているわけですが、選別できるんでしょうか。
こうなれば、逆にyou tubeを積極的に使っていくほうがビジネスとしては良い様な気がするんですが。
株式会社蛙男商会さんがyou tubeを使っていますね。つまり、著作権者が自分の著作物をyou tubeで発表されているわけです。
これであれば、誰からも著作権侵害の訴えなんて出ないわけですし、それに、株式会社蛙男商会のものの中で面白かったものを、DVDで購入することもあるわけですから。
ヒットしたもの以外はなかなか目にすることができないわけですが、tou tubeでは、みんなの興味が集まれば、そのようなものでも簡単に見つかります。
最近流行の言葉でいえば「ロングテール」商品が容易に見つかりますし、プロモーションに大金をかけなくても、みんなの興味が集まれば面白いもの、良いものが出てくる仕組みを持っているのがtou tubeだとも言えますね。