ライブドアについて

耐震偽装問題などは本当に、どっかいったようなホリエモン問題でマスコミは大騒ぎですね。
ほとんどのマスコミが、まるで誰かに号令でもかけられたように「右向け右」で、集中豪雨のように1つのニュースを流すのは何故なのか理解に苦しみます。
ホリエモンがライブドア関連のすべての会社の役員から身を引いたって、彼はライブドアの発行済み株式10億株の17%を持っている大株主です。たとえ1株100円になったとしても1億7千万株X100円ですから、以前大金持ちであることにはかわりありません。
日本は法治国家ですので、検察の取調べだけで罪状が決まるわけではなく裁判をしてみないと有罪か無罪か判らないのですから、TVのワードショーなどで訳知り顔に「懲役5年でしょう」とか「いやいや7年でしょう」なんて言っている文化人を信用してはいけません。
この問題の大事なところは「粉飾決算」をしたらしい事ですね。(まだ確定したわけではありませんが)
本来赤字の会社が黒字であるように操作をする、つまり嘘の情報で「株式市場」を騙したことが問題なのです。会社が儲かっていて将来性も知名度もあるとなったら株価は上がります。
ブログランキング の総合ランキングで、堂々の3位である「株でもうすぐ一億達成!からライブドア20万3000株全力信用買!で大損こいて一気に地獄に落ちた日記。」を読ませてもらうと、この管理人さんの悲惨な状況がリアルタイムでわかります。
私が株をやっていないからかもしれませんが「あららー!大変」としか言いようがありません。管理人さんの文章が妙に明るいのが気にはなりますが。
ライブドアは「株式市場」に嘘の情報を公開していたらしいぞ、ということでたちまち株価が下落しているわけですから、ライブドアの監査法人(会計監査人、港陽監査法人)が「粉飾決算ではありません」と一言言えば騒ぎは収まるはずです。
(言えば良いのに、言わないのかな、あやしい!)
ここのところ、ちょっとライブドアのことばかりでしたので、そろそろライブドアは打ち止めにしますね。