ネットコンシェルジュって何

最近、また聞きなれない言葉が流行っているようですね。
ネットコンシェルジュ
確か、「コンシェルジュ」は6-7年前から使われはじめた言葉で、元々は、一流ホテルなどで、観光名所の案内からチケット手配、旅のプランづくりまで、お客のありとあらゆるリクエストに応える「ホテルスタッフ」のことだったはずです。
それが、いつの間にか「案内人」とか「便利屋さん」的な使い方に変わっています。そしてとうとうネットコンシェルジュだそうです。
医療関係のm3.com は
「医師のネット・コンシェルジュ」m3.com Concierge(コンシェルジュ)を開始しました。
「m3.com Concierge」とはネット上の医療コンシェルジュ「MR君」と共に、新たに生活・経営・キャリアなど医師ライフに役立つ情報提供を行うコンシェルジュ「QOL君」を加えた、医師の方々に必要な情報をトータルに提供するネット・コンシェルジュサービスです」
つまり、お医者さんに専門的なニュースや日常生活に必要なニュースを流す、それを受け取るお医者さんにはポイントがたまり、ソニー製品クーポン、ANAマイレージ、医中誌パーソナルWeb、医学書籍など50種類以上の商品に交換することができるそうです。
どうも、ネットコンシェルジュという言葉は「ネットの案内人」のような使われ方をしているようです。確かに、何かを調べたいときに、検索キーワードの使い方のうまい人とそうでない人がいるのは確かです。
私などは自慢ではありませんが、意外と調べたいことが簡単にネット上から発見できるほうで、友人たちからはどんなキーワードを使うのか不思議がられたりしますね。
となると、この特技を生かした商売が出来るかもしれませんね。ただ、条件が1つ
ネットから拾った情報だけど、それに価値を認めてお金を払う
これって、重要な事なんですね。いくらネットの情報にはお金がかからないといっても、調べている時間は消費しているわけです。(つまり人件費がかかっている)
でも、自分で調べればタダと思うとお金は払わないですよね。タダのものに支払いをするのが馬鹿らしい、だから、自分で調べる、結局長い時間をかけても満足な情報は集まらない、最後に「タダのものに金出すなんてもったいない」とか言いながらしぶしぶ支払いをする。
ネットコンシェツジュという商売も、タダのものでも必要であればお金を払うことが、普通にならなければ商売としては成立しないようですね。